光通信、映像伝送ビジネスの実務者向け専門情報サイト

光通信ビジネスの実務者向け専門誌 - オプトコム

有料会員様向けコンテンツ

5G社会に向け世界最速レベルの接続を実現した光ファイバ融着接続機を発売【古河電工】

テレコム 無料

S124M12

 古河電気工業(以下、古河電工)は1月21日、多心光ファイバ融着接続機「S124M12」を開発し、販売を開始したと発表した。
 S124Mシリーズは、光ファイバ同士を接続する際に、ファイバの中心軸を高い精度で合わせることができるファイバガイド(V溝基板)をユーザ自身で交換できる構造となっており、このV溝基板を交換するだけで多様な光ファイバケーブルの接続が可能になるという。
 同社は「高度で先進的な情報化社会に必要な5Gやデータセンタの普及に必要とされる大容量・超多心ケーブル接続に最適な融着接続機だ。光ファイバの接続作業効率を大幅に向上させる製品であり、情報の大容量化、高速化に必要な光ファイバの敷設をより早く、効率的に進めることに貢献する」としている。

背景

 近年、データトラフィックの急激な増加に伴い、データセンタや大都市ネットワークでは、これまで以上に光ファイバネットワークの大容量化・多心化が求められている。古河電工は、このニーズに応えるべく、省スペース化が可能な「ローラブルリボンを搭載した光ケーブル」を提供しており、さらにファイバ心線の被覆径を250umから200umにダウンサイジングし省スペース化した200um心線のローラブルリボンケーブルの提供も開始した。一方、光ケーブル施工の現場では、多様な光ファイバケーブルの接続に対応することが必要となっているという。
 新製品の多心融着接続機「S124M12」は、ファイバをガイドするV溝基板をユーザで交換可能な構造を採用している。ユーザが200um心線のローラブルリボン用のV溝基板に交換することにより、1台の融着接続機で200umのローラブルリボンケーブルの接続も可能になる。また、S124Mシリーズは、融着接続とその後の加熱補強において、世界最速レベルの高速動作を実現しており、超多心の光ファイバケーブル施工を短時間で行うことができる。

特長

  • 着脱式ファイバガイドV溝採用
  • 200umローラブルリボンの接続にも対応可能
  • 高速動作の融着接続・加熱補強
  • タッチパネルとGUIによる簡単操作
  • 軸ズレ自動矯正支援機構
  • Wi-Fi機能搭載でリモート操作、データ管理も可能