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クラウドネイティブなネットワーク運用ソフトウェアをリリース、5Gの高度な自動化を実現【ノキア】

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 ノキアは2月3日(エスポ―)、通信サービスプロバイダ(CSP)に高度に自動化された拡張可能なソフトウェアを提供し、5Gネットワークを管理するためのNokia Network Operations Masterを発表した。(抄訳は2月7日に発表)

 5Gによって技術的に複雑な新しいレイヤが増えることにより、ネットワーク運用センターに高度な負荷を与えていた物理的ならびに仮想的な事案の急増に対応することができる、高度な管理システムがCPSには必要になっていた。
 Network Operations Masterは、ノキアのネットワーク管理の製品群に新たに加わった製品で、トラブルシューティング、管理、ソフトウェア管理、構成管理のために、業界最高クラスのツールを提供する。
 これまで2G/3G/4Gネットワークに使われている既存のネットワーク管理システムは、主に手動で行われており、クラウドや5Gへのネットワーク進化のニーズに対応することが難しいとされていた。また、加入者やアプリケーションのさまざまなニーズに合わせて調整されたネットワーク容量の一部である、ネットワーク「スライス」の容量を管理していた。
 Network Operations Masterは、ソフトウェア主導型のアプローチ、機械学習の技術、およびカスタマイズ可能なオペレーションによって、既存のオペレーション機能を維持しながら、プロセスの自動化および簡素化を実現する。また、さまざまなネットワーク・イベントに応じてアクションをミリ秒単位で自動化することにより、反復的なアクションの作業量を大幅に削減し、CSPオペレーション・センターが最も重要なネットワーク・イベントに集中できるようにする。

 Network Operations Masterは、ハードウェアやベンダにとらわれず、導入、統合、使用、更新が簡単なアプリケーションを提供するために設計され、ノキアのクラウドネイティブなCommon Software Foundation(CSF)を基盤としている。
 アナリシスメイソン リサーチディレクターのダナ・クーパーソン氏は「5Gネットワークでは、保証されたレベルの効率性と新しいサービスのサポートを実現するために、従来のネットワークよりもはるかに多くのオペレーションの自動化が必要になる。ノキアのNetwork Operations Masterは、クラウドネイティブなネットワーク管理システムで、機械学習と自動化アクションによって支えられており、モバイルネットワーク運用チームが現在5Gに必要としている種類のツールを提供している」とコメントを出している。
 ノキア・ソフトウェア CTOのロン・ハーバーマン氏は「5Gでは、収益管理やカスタマーケアなどの従来の機能をクラウドに委ねて、ソフトウェアをネットワークの奥深くに組み込むことができるため、通信サービスプロバイダは、自動化され、効率的でスケーラブルなネットワーク運用を実現するために、最新のアプローチを必要としている。Nokia Network Operations Masterは、これらの機能を提供し、お客様が簡単、効率的、確実にライフサイクルのオペレーションを実行できるようにする」とコメントを出している。

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