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あらゆる領域でのデバイス可視化とコントロールによりIoT時代のセキュリティを強化【マクニカネットワークス】

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Forescoutの全ソリューションを提供する国内唯一の代理店契約を締結

 マクニカネットワークスは3月9日、米国Forescout Technologies(フォアスカウト、以下、Forescout)と、日本国内唯一となるForescoutが取り扱う全ソリューションの販売を行う代理店として契約したと発表した。

 近年、データ活用を中心とするIoT時代の進展により、企業における情報システムやIT端末の在り方が急激に変化している。例えば、IoT機器の利用やプリンタ・電話・カメラなどのIP化により企業内のIP機器は多様化、急増している。また、スピーディな開発や働き方改革によりクラウドの積極的な活用、プラントや工場における産業システムのデジタルトランスフォーメーションに伴うネットワーク接続など、企業にとって管理をしなければならない領域が急拡大している。しかし、このように急増・多様化するデバイスをすべて可視化し制御することは困難で、アタックサーフェイスが広がりビジネスリスクを増加させてしまっている。マクニカネットワークスは、そのような背景を踏まえ「あらゆるデバイスがインターネットにつながる時代の企業セキュリティの強化を見据えた包括的なソリューション提供を開始する」としている。

 今回提供を開始するForescout Platformは、IoT/OTへの対応を含めエージェントレスのアプローチを備えており、エンタープライズネットワーク全体に渡り集約化したセンターコントロールでの展開が可能な製品だ。豊富なデバイスコンテキストによる、組織のネットワークに接続されているデバイスのリアルタイムな可視性を活用することで、IT管理者はデバイス全体の可視化とコンプライアンスの準拠を促進することが可能となる。
 マクニカネットワークスは「今後、産業システムのみならず企業の情報ネットワーク・データセンタ・クラウドサービス・IoTエリアという全てのシーンおけるあらゆるデバイスの可視化とコントロールを行うeyeSight・eyeSegment・eyeControl・eyeExtend を含めたForescoutの全ソリューションの提供を開始し、日本国内においてForescoutの全ソリューションを提供できる唯一の代理店として、トータルでのお客さまのセキュリティ強化を支援する」としている。

 Forescout バイスプレジデント・ワールドワイドチャネルのJonathan Corini (ジョナサン・コリーニ)氏は「Forescout Technologiesは、マクニカネットワークス様が日本のForescout認定販売代理店として加わったことを歓迎する。 マクニカネットワークス様が、当社プラットフォームの強力な知識と実証済みの技術スキルをお客様に提供し、この新しい販売契約により日本市場での存在感を高めることを期待している。この新しいパートナーシップにより、統合されたIT/IoT/OTエンタープライズソリューションが日本市場に提供される」とコメントを出している。
 マクニカネットワークスは「販売パートナー様と共にForescoutソリューション販売を通じて、IoT時代において企業のセキュリティ対策向上の一助になれるよう支援していく」としている。

Forescout Platformコンソール

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