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Claro Brazil、エリクソンスペクトラムシェアリングでラテンアメリカ初の5Gネットワークを導入

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 エリクソンは8月5日、Claro Brasil がエリクソンと協力し、エリクソンのダイナミックスペクトラムシェアリング技術を使って既存の周波数帯資産を活かし、ラテンアメリカ初の5Gネットワークを展開したことを発表した。(抄訳は8月7日に日本法人が発表)

 5Gサービスは、その皮切りとしてブラジルのサンパウロとリオデジャネイロの12の地域で展開されている。
 エリクソンスペクトラムシェアリングは、市場をリードするエリクソンの5Gプラットフォームの一部であり、4Gよりも低遅延で高速な5G接続を可能にする。Claroの場合、そのデータ通信速度は400Mbpsに達し、農業、スマートシティ、医療などの分野を含め、ブラジルに大きな新しい機会をもたらす。エリクソンスペクトラムシェアリングを使えば、エリクソンが2015年以来世界市場に提供している500万台の5G対応無線機のどれでも、ソフトウェアアップデートすることで5Gを起動することが可能だ。500万台の内40万台はブラジルにある。
 Claro 社長のホゼ・フィリックス(José Félix)氏は「ブラジルでClaroは、新しい通信技術を導入するパイオニアとして知られている。エリクソンスペクトラムシェアリングのおかげで、私たちはラテンアメリカで最初に5Gネットワークを提供することができる。Claroはすでに国内最速の4.5Gを提供する最先端のインフラを持っており、ブラジルでこの新技術専用の新しい周波数が付与される前に5Gへ移行することで、市場で一歩先を行くことができる。Claroは最高の5G体験を提供するための比類ない条件を備えており、今回のサービス開始は、ブラジルとイノベーションへの私たちのコミットメントを強化するものだ。すべての人々が困難を経験している時期ではあるが、私たちは常にお客様に最高のものを提供するための進化と投資を続ける」とコメントを出している。

 エリクソンのダイナミックなスペクトラムシェアリングソリューションは、Claroに3.5GHz帯と26GHz帯の割り当てが決まる前に最初の5Gサービスを展開して市場で先行する機会をもたらします。これらの帯域に加えて、ブラジルの電気通信庁が2021年に予定している5Gオークションで、700MHz帯と2.3GHz帯が割り当てられる予定だ。
 エリクソンは「産業と消費者の両者に5Gがもたらす機会を解放するブラジルの5G周波数帯オークションを歓迎する」としている。
 エリクソンの欧州及びラテンアメリカ地域の社長であるアル-ン・バンサル(Arun Bansal)氏は「ブラジルのClaroのお客様は、まもなく5Gの信じられないほどの力を活用できるようになります。この次世代ネットワークは、農業からスマートシティにいたる広い範囲で国を変革する可能性を秘めている。5Gのグローバルリーダーであり、この国で95年間にわたり通信事業の経験を重ねてきたエリクソンは、ブラジルにおいてこの新しい一歩を踏み出すことに興奮しています。私たちは、Claroと力を合わせて信頼性の高い安全な5Gネットワークを迅速に展開する準備が整っている」とコメントを出している。

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