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TCNが、地域向けメタバースおよび実空間3Dスキャン&アーカイブ サービスを提供開始

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 東京ケーブルネットワーク(以下、TCN)は9月30日、 CATV 局の地域向け B2B/B2G 事業として、地域メタバースおよび実空間3D スキャン& アーカイブサービスの提供を開始した。

 現在、国土交通省が進める「PLATEAU」プロジェクトでは全国の実在都市の3Dデータ化が進行中であり、TCNではその建物の外観3D データと連携可能な、建物内部の3Dデータ化について研究並びに事業スキームの構築を進めている。
 同社は「建物3D データのアーカイブやメタバースへの移植、さらにはメタバース内における地域イベントの開催、設営など、実空間の3D データ化と運用のノウハウを蓄積し、この分野における CATV 局の役割と強みを探求してきた。その結果、メタバースをはじめとするデジタルツイン系サービスは、地域事業者として CATV 局が取り組むべき未来サービスと位置づけ、地域の皆様に向けたソリューションを展開するに至った」と説明している。

具体的なサービスメニュー

 TCNは「今後、『地域メタバースならケーブルテレビ』と位置付けられるよう、自社のみならずこれらのサービスを展開する CATV 局様と連携し全力で取り組んでいく。また、これからメタバースや実空間3Dスキャン&アーカイブサービスに着手されるCATV局様への必要なノウハウ・リソース提供も積極的に進めていく」との考えを示している。