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ローデ・シュワルツ・ジャパンとマイクロウェーブファクトリーが協業。EMC・マイクロ波の評価に新たなソリューションを提案

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 ローデ・シュワルツ・ジャパンは12月16日、EMC・マイクロ波・ミリ波技術を用いたRF測定システムを提供するマイクロウェーブ ファクトリー(以下、MWF)との協業関係を発表した。
 ローデ・シュワルツ・ジャパンは「MWFは、RF測定に必要な電波暗室、測定システムを一元的に提供可能な国内唯一の企業だ」としている。

ESD可視化システム

 ローデ・シュワルツ・ジャパンのジェネラルマネージャーである齋藤直士氏は「MWF社と協業することで、EMC・マイクロ波の測定技術をさらに深化させ、様々なユーザの要望に対して、細部まで対応していくことが可能になる。特に、ESDの経路特定可能な、“MECVS”を導入することで、他社にはないシステムを顧客に提供できるようになった」とコメントを出している。

 MWFの常務取締役である櫻井正則氏は「従来は、ベテランのエンジニアの経験やノウハウで対応していたESD対策に対してMWF社の製品を使用することにより、目に見えないESDの流れを可視化しESDの経路を特定することができる。さらに、大崎に移転したローデ・シュワルツ・ジャパンの新オフィスに開設予定の『EMC対策LAB(仮称)』に、このシステムの設置を予定している。お客様に本システムをご利用頂くことで、実際に開発されている製品のEMC問題の解決に貢献できると考えている」とコメントを出している。