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多回線切替マルチスロット型光スイッチ 新モデル「IX-OPTSW」

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 住友電気工業は多回線切替マルチスロット型光スイッチの新モデル「IX-OPTSW」を4月より販売開始した。
 近年、生活を支える重要なインフラとして、安定性の高い光通信ネットワークが求められてる。同社の光スイッチは、障害が発生した際に自動で断線を検出し、光回線を予備のルートに切り替えることができ、高い信頼性から高い評価を得ている。 今回その後継機種として光スイッチ「IX-OPTSW」を開発した。

省スペース

 「IX-OPTSW」は、19インチラックの大きさで、最大32個の光スイッチが搭載可能だ。他の光スイッチに比べ、筐体スペースに対し実装されているスイッチ数が多く、コンパクトであるため、スペースを有効活用できる。

連動切替

 「IX-OPTSW」は最大16台の筐体、512個のスイッチをグループ分けして扱える。異なる筐体どうしのスイッチでも、同一グループに帰属させることができ、障害発生時の断線や、電気信号による1つの指令で、各グループのスイッチ回線全てを瞬時に切り替えることができる。

運用柔軟性

 モニタ機能を備えた4 個のスイッチで1つのスロットが構成され、1つの筐体あたり最大8スロットの搭載が可能だ。需要に応じてスロット数を増減できる運用柔軟性を有しているため、初期投資を抑えることが可能となる。シングルモード・ファイバやマルチモード・ファイバなど、対応する光ファイバの種類をスロットごとに変えることもできる。

多回線切替マルチスロット型光スイッチ IX-OPTSW

多回線切替マルチスロット型光スイッチ IX-OPTSW

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