NokiaとFurukawa Electric LatAmが、データセンタ自動化における高性能ソリューションをブラジルで提供
期間限定無料公開 有料NokiaとFurukawa Electric LatAmは10月9日(ブラジル サンパウロ)、パートナーシップを拡大し、データセンタ自動化における高性能ソリューションをブラジルで提供すると発表した。
2022年からのパートナーである両社は「ラテンアメリカのビジネス市場にも、先進的なパッシブ光ネットワーク技術を提供し続ける」との考えを示している。
Furukawa Electric LatAmは、Nokiaのデータセンタ ファブリック ソリューションを提供する。これには、独自のオープン性、拡張性、回復力を備えたネットワーク オペレーティング システムであるNokia SR Linuxを実行し、Nokia EDA(Event-Driven Automation)によって管理される高性能データセンタ スイッチング プラットフォームが含まれる。
Nokiaは「EDAは、速度と信頼性、シンプルさを兼ね備え、自動化によって発生するエラーを検出するガードレールも提供する、最新のデータセンタ ネットワークの自動化プラットフォームだ」と説明している。
Furukawa Electric LatAmのゼネラルセールスマネージャーであるRoberto Kihara氏は「Nokiaとのパートナーシップを拡大し、最も先進的なパッシブ光ネットワーク技術を提供できることを嬉しく思っている。ラテンアメリカではPOL(Passive Optical LAN)市場が非常に活況を呈しており、この地域のデータセンタ市場では、私たちが共に達成すべきことが沢山ある。ブラジルは、自動化ソリューションに対する投資額と需要の点で有望な市場であり、模範的な存在だ」とコメントを出している。
Nokiaのラテンアメリカ地域 ネットワークインフラストラクチャ エンタープライズ ウェブスケール パートナーセールス 責任者であるJuan Pablo Anadon氏は「Furukawa Electric LatAmと共に、私たちは最先端のデータセンタ技術をラテンアメリカのビジネス市場に迅速に提供することに注力している。AI時代に向けて開発された当社の新しいEDAプラットフォームは、データセンタ管理をシンプル化し、運用にかかる労力を最大40%削減できる。当社のデータセンタ ファブリックソリューションの一部であるEDAは、世界発売からわずか2週間でブラジルでの利用が可能になった。これにより、Furukawaと共に、ラテンアメリカのデータセンタ ネットワークをサポートし、発展させるという目標に向けて取り組むことができる」とコメントを出している。
Nokiaは、世界中のクラウドビルダーが、信頼性が高く、安全で、運用が簡単な最新のデータセンタ ネットワークを構築できるよう支援しており、「これは、世界中で高まるAIワークロードの需要を満たすために不可欠だ」と強調している。