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AetinaがNVIDIA Jetsonプラットフォームで駆動する新しいエッジAIコンピュータを発表

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AetinaがNVIDIA Jetson Xavier NXで駆動する新しいエッジAIコンピュータを発表

 高性能GPGPUソリューションのプロバイタであるAetina Corp.は6月5日(台北)、NIVIDIA Jetson Xavier NXの高度な性能を活用した新しいAN110-XNXエッジAIコンピュータを発表した。これにより、スマート運輸、工場、リテール、ヘルスケア、AIoT、ロボティクスなどのアプリケーション向けとしてJetsonプラットフォームに立脚して構築された、同社の広範なエッジAIシステムが拡大することになる。(情報提供:共同通信PRワイヤー)

 AN110-XNXは87.4×68.2x52mm(ファンを含む)のコンパクトなフォームファクタでNVIDIA Jetson Xavier NXとAetina AN110キャリアボードを一体化している。超高解像度カメラから一層精密な画像分析までの集中的なAIワークロードに対処するため、AN110-XNXは1x4kまたは2xFHDカメラ向けMIPI CSI-2インターフェースをサポートする。AN110-XNXはNVIDIA Jetson Nano(TM)プラットフォームをベースにしたAetinaのNA110-NAOと同程度の小型サイズだが、新しいJetson Xavier NXによってさらに強力なAIコンピューティングを実現する。Jetson Xavier NXは384基のCUDAコア、48基のTensorコア、そしてクラウドネイティブの能力を備えて最大で21 TOPSを提供し、AIアプリケーションを加速するのに最適なプラットフォームだ。選択肢を大きく広げるエネルギー効率の高いモジュールである最新のNVIDIA Jetpack 4.4 SDKとバンドルされており、AIワークロードをサポートするために強化された性能を必要としながらもサイズ、重量、パワーバジェット、経費の制約を受ける中で組み込み型エッジコンピューティングのオプションを求める開発者と顧客は、今やそれを利用することができる。

 また、Aetinaは迅速な市場化を実現するファンレス・シャーシのAN110-XNX-EN70のフルシステムを提供する。Aetinaはバックアップ・サポートとして、同社サービスポリシーの標準ならびにカスタマイズ・プラットフォームの両方にBSPとDTB設定アップデートを提供する。同社はJetson Xavier NXをベースとし、5G通信機能、ならびにフル機能のブラウザーベース・エッジデバイス管理が可能なエッジコンピューティング・プラットフォームを開発している。

 Aetina Corp. プロジェクトマネジャーのエリック・チュー氏は「NVIDIAのようなエッジコンピューティングのリーダーと提携することは、様々な産業にわたる当社の顧客に長期的な組み込み型と産業用の両ソリューションを提供する我々の使命をサポートするものだ」とコメントを出している。AetinaはNVIDIA Preferred Partnerとして組み込み型アプリケーションに向けてJetsonプラットフォームに基づくエッジAIコンピューティングソリューションの提供に重点を置いている。NVIDIA Jetsonは約50万人の開発者を擁する主要なAI・アット・ジ・エッジ(AI-at-the-edge)コンピューティングプラットフォームだ。NVIDIA Jetsonラインアップ、インテリジェントマシンのメーカー、AIアプリケーション開発者の全体にわたって今やクラウドネイティブ技術へのサポートが利用可能になり、組み込み型でロボティクス、スマートシティ、ヘルスケア、産業用IoTなどに狙いを定めたエッジデバイスの高品質でソフトウエア定義の機能を構築・展開することが可能になる。

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