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経済産業省が定める「DX認定事業者」としての認定を取得【NTT Com】

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 NTT Comは8月4日、経済産業省が定めるDX認定制度にもとづく「DX認定事業者」としての認定を8月1日に取得したと発表した。
 同認定の取得は、経営ビジョン、事業戦略、体制をはじめとするNTT Comの取り組みが経済産業省のDX推進指標にもとづく認定基準を満たすとともに、ステークホルダーへ適切に情報開示していることなどが評価されたことによるもの。

DX認定制度の概要
 DX認定制度とは、「情報処理の促進に関する法律」にもとづき、「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応する企業を国が認定する制度だ。ビジョンの策定や、戦略・体制の整備などをすでに行い、ステークホルダーとの対話を通じて、デジタル変革を進めデジタルガバナンスを向上していく準備が整っている(DX-Ready)事業者を経済産業省が認定する制度だ。

NTT ComのDXの取り組み
 NTT Comはサステナブルな社会の実現に向け、自らのDXだけでなくユーザのDX推進に貢献している。
 自らのDXにおいては、セキュリティと利便性を両立する「セキュアドPC」などのICTツールを活用し、フレキシブルな働き方を実現するワークスタイル変革や、サービス運用の効率化を実現し、付加価値の向上を実現していく「ICTインフラのTransformation」などの取り組みを進めている。
 ユーザのDX推進においては、ICTによって社会課題を解決する「Smart World」の実現に向け、スマートファクトリー、スマートエデュケーション、スマートシティなど各領域向けのICTプラットフォームを提供している。これにより、安心・安全なデータ利活用を可能とするサービス・ソリューションの提供や産学官の様々なパートナーとの共創を加速し、社会・産業のDXに貢献している。

 このようなDXに関する取り組みが「デジタルガバナンス・コード」のすべての項目(「経営ビジョン・ビジネスモデル」「戦略」「成果と重要な成果指標」「ガバナンスシステム」)に関する認定基準を満たすとともに、ステークホルダーへの適切な情報開示が行われていることなどが認められ、認定取得にいたったという。
NTT Comは「今後も、事業ビジョン『Re-connect X』にもとづき、生活者・ビジネス・社会を、安心・安全かつ柔軟に『新たな価値でつなぎなおす』ICTサービス・ソリューションを提供し、ニューノーマルの世界におけるサステナブルな未来の実現に貢献していく」との方針を示している。

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