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ザイリンクスとNECが協力し、NECのグローバル向け5G RUにザイリンクスの7nm Versal AIコアシリーズを採用

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O-RANインターフェイス対応 5G 基地局無線機に採用され、Massive MIMO ビームフォーミングなど革新的な信号処理を実現

 ザイリンクスとNECは9月23日、NEC が 2021年度下期に提供を開始する予定の、グローバル展開向け次世代 5G RUに、ザイリンクスの 7nm Versal AIコア シリーズ デバイスが採用されたことを発表した。両社は「現在量産出荷されているこのVersal AIコア シリーズは、新しいNEC製RUでより高いパフォーマンスを実現する。

 NECの最新の5G RUは、Massive MIMO技術とデジタル ビームフォーミング技術を組み合わせることで、広い帯域幅に対応し、より効率的な通信を可能にする。世界市場をターゲットにして設計されたこのNEC製RUは、Cバンドを含む幅広い5G周波数をサポートする。NEC製RUに採用されるザイリンクスのVersal AIコア シリーズ デバイスは、高度な信号処理とビームフォーミングを実現し、O-RAN 機能も備えている。O-RANインターフェイスは、さまざまなベンダ製の装置と幅広い相互運用性を備えているため、オープンかつフレキシブルな5G RANの展開を可能にする。

 ザイリンクスの WWG (ワイヤード/ワイヤレス グループ) エグゼクティブ バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャーであるリアム・マッデン (Liam Madden) 氏は「ザイリンクスの商用利用実証済みのビームフォーミング機能を備えた新しいNEC製Massive MIMO無線機は、ユースケースが拡大し進化する中で、ワイヤレス市場におけるエンド ユーザ エクスペリエンスの向上に寄与する。業界をリードするNECのMassive MIMO O-RUデザインとザイリンクス テクノロジの組み合わせにより、ORAN 市場に優れたソリューションがもたらされるだろう」とコメントを出している。

 NECの第一ワイヤレス アクセス ソリューション事業部長である伊藤顕市氏は「厳しい競争環境にある5G 基地局装置市場において、NEC製RUにザイリンクス テクノロジを採用することで、多様なアプリケーションに合わせてパフォーマンスを拡張できる高性能、多機能を実現するRUを求めるお客様にアドバンテージがもたらすことが出来るだろう。ザイリンクスのVersal AIコア シリーズは、パフォーマンスやスケーラビリティの観点から、Massive MIMOアンテナとビームフォーミングに対応する高度な信号処理性能を提供しています。今後もザイリンクスとの協力を継続していく」とコメントを出している。

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