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Cisco Secure Accessが、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に登録

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政府情報システムのためのクラウドサービスの安全性評価として認定

 シスコシステムズ(以下、シスコ)は9月25日、Cisco Secure Access(以下、Secure Access)が政府情報システムのためのセキュリティ評価制度 (ISMAP: Information system Security Management and Assessment Program、以下 ISMAP)の審査を完了し、2025年9月1日にISMAPクラウドサービスリストに登録されたことを発表した。

 ISMAPは、政府が求めるセキュリティ要件を満たすクラウドサービスを予め評価・登録する制度で、政府のクラウドサービス調達におけるセキュリティ水準の確保を図り、クラウドサービスの円滑な導入に資することを目的としている。
 シスコ製品としては、これまでに多要素認証(MFA)とデバイスの信頼性を評価する機能をもつ「Cisco Duo」や、2025年4月28日に登録された「Webex Contact Center」を含む「Webex」、および2025年6月30日に登録された「Cisco Meraki」がISMAPクラウドサービスリストに登録されている。

 Secure Accessは、シスコが提供するゼロトラストに基づくクラウド提供型のセキュリティサービスエッジ(SSE)ソリューションだ。高度なセキュリティによってリスクを軽減し、ビジネスの継続性を維持するとともに、セキュリティ侵害の影響を回避する。あらゆるものをあらゆる場所で安全に接続するという今日のニーズに対応し、ユーザとIT担当者双方に利点をもたらす。
 シスコは「今後も、Secure Accessをはじめとする製品のセキュリティ強化に取り組み、単一のコンソール、統合クライアント、一元化されたポリシー管理によって、導入や運用のさらなる簡素化を実現する。また、日本のお客様のデジタルトランスフォーメーションを支援し、すべての人にとってインクルーシブな未来の実現にむけて貢献していく」との考えを示している。

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