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つくばフォーラム2018Preview【アンリツ】

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光ファイバの敷設・保守、光ネットワークの検証・開通・保守用測定器

 光ファイバの敷設・保守に必要なOTDR測定、光パワー/光ロス測定、光ファイバ端面検査の各機能を1台に内蔵し、タッチパネルに対応することにより従来製品よりも更に操作性を向上させた新製品のアクセスマスタ MT9085シリーズを中心とした光通信ネットワーク用測定器が展示される。
 アクセスからコア・メトロまでの検証・開通・保守に1台で対応する100G小型トランスポートテスタMT1000A、末端判別機能にも対応した手のひらサイズの光ファイバネットワーク故障解析ツールMT9090Aシリーズも展示される。
 また、アンリツネットワークスが提案しているレガシーネットワーク装置をIPネットワークに収容するソリューションとして、プロトコル/メディア変換技術、多重化技術を組み合わせた「アナログ回線IP化装置」も展示される。

 

ハードキーとタッチパネルが融合した新しいOTDR

「アクセスマスタ MT9085シリーズ」

 「MT9085シリーズ」は光ファイバの線路評価に必要なOTDR、OLTS、可視光源を1台に搭載可能な高機能・高性能な計測器。ハードウェア性能、寸法、質量はそのままに8インチ型ワイドディスプレイ、感圧式タッチスクリーンに対応し操作性が向上した。
 更にOTDR測定モード時に光源、光パワーメータ、可視光源機能を1ボタンで操作可能になりスムーズな測定操作を実現。
 光ファイバの接続状況をアイコンで直感的に把握出来るFiber Visualizer機能を新たに追加。高精度なイベント検出と最大128分岐のPON測定もサポートする。
 リアルタイム測定には光ファイバの曲げ操作による位置特定に有効な高速掃引と、波形表示を見やすくする高S/N掃引があり、2種類の掃引モードでさまざまな測定環境に適応可能だ。
あらゆる建設・保守現場における光ファイバの損失・反射減衰量解析、障害ポイント判別の効率化・時間短縮に貢献する。

業界最小クラスの100G トランスポートテスタ

 「MT1000A」は、1.5Mbpsから 100Gbpsまでサポートし、イーサネット、OTN、SDH/SONET、PDH/DSn、eCPRI/RoE/CPRI、PTP、ファイバチャネルに対応する業界最小クラスのオール・イン・ワン・トランスポートテスタ。100G イーサネットやOTU4などのインタフェースに加え、25G イーサネットや16GFCなどの最新インタフェースにも対応する。
 100Gインタフェースには現在主流となっているQSFP28、CFP4を採用しているため、装置搭載の光トランシーバ単体での故障切り分けも可能だ。
 モバイルバックホールのシンクロナスイーサネット評価、IEEE1588v2検証も可能であり、PTPネットワークの時刻同期検証にも対応する。
 また、OTDRモジュール「MU10002xA」を実装することで、モバイル光回線の障害検出をサポートする。OTDRモジュールは光ファィバの接続状況を直感的に把握できるFiber Visualizer機能のほか、マルチパルス測定による高精度なイベント検出や、長距離ファイバや最大1×128分岐のPON測定をサポートする。

「ネットワークマスタ プロMT1000A」

特集目次

小林所長インタビュー
つくばフォーラム2018の概要
展示会場の見どころ

出展社ピックアップ
アンリツ
NEC
NTTアドバンステクノロジ
FXC
協和エクシオ
住友電気工業
日本コムシス
原田産業
丸文
横河計測