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全ての通信Layerを支える物理層やL2伝送装置のトレンド~Interop Tokyo2016 Preview~(1)

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 情報通信関連の専門イベント「Interop Tokyo2016」が6月8~ 10日に幕張メッセで開催される。Interop の名前の由来通りInteroperability (相互接続性)をテーマに、最新の機器、技術、サービスが一堂に介し、実稼動する様子を展示。実際の利用者とどのように連携できるのかがわかるイベントとして専門家から一般のユーザーまで広く来場している。

 OPTCOMでは、幅広いLayerを網羅する出展製品の中から物理層やL2伝送装置を中心にピックアップし、事前取材した。製品動向のポイントは次の3点。
・市場動向を予測する上で重要な測定器を見ると、100G関連ではQSFP28やCFP4への対応がトレンド。機能面では、クラウドサービスなど測定作業を効率化するツールをネットワーク経由で取得するアプリケーションが増えている。
ここ数年で利用シーンが広まっている光メディアコンバータでは10G製品のラインナップが増えている。モバイルアクセス市場や、アップリンクのトラフィックの増加が見込まれるIoT、Factory市場でも10G伝送が役立つと注目が高まっている。
マイナンバー関連のセキュリティ需要では物理層も注目されていることから、会場では物理層のセキュリティツールやトラブル防止のテスタが紹介される。

※今回の特集は展示会の会期に合わせて通例よりも早く公開しました。

掲載出展社(50音順)

アンリツ
FXC
データコントロルズ
原田産業
パンドウイット
フルーク・ネットワークス
丸文