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全ての通信Layerを支える物理層やL2伝送装置のトレンド~Interop Tokyo2016 Preview~(7)

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フルーク・ネットワークス

 フルーク・ネットワークスは物理層のケーブル・テスタに注力しており、ユーザの声を製品開発に反映しやすい体制を実現している。ケーブル認証の「Versiv」ファミリや、メタル線の認証および検査のCableAnalyzerといった製品は日本市場でも広く普及している。
 ブースではネットワーク敷設工事業者、ネットワーク構築業者、企業のネットワーク管理者あるいはネットワーク・メインテナンス事業者向けのメタル/光ファイバ配線試験用ツールを幅広く展示する。LAN配線工事における計画/設定/試験/トラブルシューティング/レポート作成のすべての認証試験プロセスをサポートする製品群だ。フルーク・ネットワークス営業部 フィールド・マーケティングの天本英樹氏は「物理層の配線がネットワークを支えている基盤であることの重要性を積極的にPRしていく。新しいトレンドや技術が多く出ている上位層は当然注目されるが、そのアプリケーションは物理層を通っている。上位層全てをカバーしている物理層でのトラブルは意外に多く、それを防ぐことのメリットは非常に大きい。我々はそのお役に立てる製品をご提案する」と話している。
 主な展示製品は、「DSX-5000 CableAnalyzer™10G 対応メタル配線認証ケーブル・テスタ」、「OptiFiberCertiFiber® Pro 光損失測定試験セット」、「OptiFiber® Pro OTDR(光パルス試験器)」、「MultiFiber Pro MPO/MTP光パワー・メータ/光損失測定キット」。

DSX-5000 CableAnalyzer

DSX-5000 CableAnalyzer

DSX-5000 CableAnalyzer

 「DSX-5000 CableAnalyzer」は、CAT 6AおよびクラスFAの試験スピードによりメタル配線認証の作業効率を向上させるばかりでなく、最も厳格な確度要件の IECレベルVへの適合試験ができる。 また、ProjX™ 管理システムは、セットアップからシステムの承認までの作業要件と進捗管理を行い、すべての試験を確実に完了させる。また、スマートフォン感覚のTaptive™ ユーザ・インターフェースを採用したことで、画面を指先で軽くたたくだけでテストの設定が簡単に行えるようになり、間違いも少なくなった。また2本の指を使っての画面の拡大・縮小も容易に行えるようになったため、問題のトラブルシューティングを迅速に行える他、クラウド・サービス利用による測定結果の共有化も可能だ。
 天本氏は「データセンタやエンタープライズの他、画像処理のトラフィックが増えているメディカル分野でも10Gの試験が増えている。また、無線APにアクセスが集中すると、既設のCAT 5eやCAT 6で必要な速度が出るかを試験する必要が増えそうである。そうした測定シーンの事例や、関連する規格動向の重要性もお伝えしていく」としており、「例えば、100WクラスのPoE規格では4対を使った電力伝送となり、もし各対のDCのバランスが崩れると、伝送信号に波形歪が生じてエラーレートが増える現象が生じる。今後、PoEを見据えた配線敷設をする場合にはDCバランスの測定も必要になるので、弊社ではWebでの動画配信を含めて、その重要性を皆様にお伝えしている」と説明している。

OptiFiberCertiFiber Pro 光損失測定試験セット

OptiFiber CertiFiber® Pro

OptiFiber CertiFiber® Pro

 光ファイバ配線の認証試験に関する過程のあらゆる手順を迅速化する光損失測定セット。規格に基づいた光ファイバ・テストを高速に実施し、認証試験の効率を向上させる。Taptive ユーザ・インターフェースにより、これまで間違いの生じやすかったセットアップを簡素化し、エラーを排除しトラブルシューティングも迅速化する。また、基準値設定用のガイドにより、マイナス損失のエラーが発生しにくい適切な基準設定が行える他、便利な4波長モジュールはシングルモードとマルチモードの両方をサポートし、エンサークルド・フラックス規格に準拠している。

OptiFiber Pro OTDR(光パルス試験器)

OptiFiber Pro OTDR 2

OptiFiber Pro OTDR 2

 「OptiFiber Pro OTDR 2」は、光ファイバの不良解析と認証試験の両方を行うことができる、コンパクトで使いやすい光パルス試験器。今年4月に発表された新たなSmartLoop OTDR 機能(特許申請中)により、これまで時間と手間のかかった双方向の光ファイバ配線試験を、業界に先駆けて、一回の操作で 2 本の光ファイバ・リンクの双方向試験を可能にする。双方向試験に伴う、光ファイバ配線遠端へのテスタ移動の必要性がなくなった上に、2芯光ファイバ配線試験時間を50%短縮することにも成功している。

FI-7000 FiberInspector Pro(光端面検査器)

FI-7000 FiberInspector Pro

FI-7000 FiberInspector Pro

 光ファイバ・ネットワーク障害における原因の約 85% が端面の汚れだ。端面やコネクタの検査やクリーニングは目新しいことではないが、その重要性は高まっており、それらは、バジェット(損失余裕)に影響をおよぼし、結果的に光ファイバ配線の障害に直接結びついている。
 「FiberInspector Pro」を使用すると、端面を2 秒で点検および認証ができるため、作業を最初から正しく行うことができる。自動合否判定機能によって当て推量による判断が光ファイバ検査から排除されるため、誰でも光ファイバの専門家と同じ技量で作業する事ができる。天本氏は「需要が増えている製品だ。トラブルの原因として端面の汚れが多いことや、クリーニング結果を確認することの重要性の認識が広まっており、ご購入されるお客様が増えている。弊社では端面クリーナーも扱っており、一回の清掃で綺麗になるとご評価頂いている」と話している。

MultiFiber Pro MPO/MTP 光パワー・メータ/光損失測定キット

MultiFiber Pro

MultiFiber Pro

 「MultiFiber Pro」は、シングルモードとマルチモードの両方の MPOファイバ試験をサポートする唯一のMPOテスタ。組み込み型MPOコネクタを搭載したファン・アウト・コードを使用せずにMPOファイバ・トランクの損失および極性を簡単にテストできるようにした初の自動化テスタだ。パワー・メータ/光源には、12 本の全ファイバの自動スキャン、わかりやすい棒グラフでのテスト結果表示など、業界初の機能が搭載されている。MPOトランク・テストの試験を、伝統的なFOコードを使った方法に比べ 90 パーセント高速化する。
 天本氏は「MultiFiber Pro をお使いのお客様からは、MPOは一括で測定ができるので便利だという反響を頂いている。MPOの構築は増えているので、MPOを扱うベンダと共にMPOの利便性を皆様にお伝えしたい」としており、「弊社ではMultiFiber Proをご購入頂いた方にFI-7000 FiberInspector Proを無償でプレゼントするキャンペーンを、2016 年の 11 月 30 日まで実施する」と話している。

掲載出展社(50音順)

アンリツ
FXC
データコントロルズ
原田産業
パンドウイット
丸文

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