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つくばフォーラム2026開催記念「NTT AS研 小松所長インタビュー」【5:インフラ設備(通信インフラ)】

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インフラ設備(通信インフラ)

橋梁添架設備の振動モニタリング

光ファイバを用いた、橋梁添架設備の振動モニタリングのイメージ。

 通信インフラ設備の保守において、従来の人手に依存した目視点検の維持が困難になってきている。また、目視点検では、多大なコストや稼動を要し危険も伴う現地作業が必須であり、判定者による評価結果の差異も発生してしまう。
そこでAS研では、カメラや光ファイバで計測した橋梁添架設備の振動データから定量的に損傷を検知する技術に取り組んでいる。小松所長は「我々は光ファイバを使った振動モニタリングに取り組んでおり、橋梁はその応用例の一つとなる。構造物には固有振動数(揺れやすい周波数)が有り、損傷が生じるとそれが変化するという性質があるので、光ファイバで橋梁の添架管路の振動データを把握することで、損傷を検知する」とし、「現行基準では目視点検が必須のため、カメラによる目視も組み合わせた画像と振動のダブルチェックという段階であり、定量的な評価により損傷の見逃しリスクを低減している。今後は、カメラを用いた振動点検の実績を基に、光ファイバによる振動のみの点検を導入する。これにより、発災時、被災エリア設備のリスク評価の遠隔化によりオンサイト稼働を削減できる。今回の事例である橋梁というのは、通信以外の社会インフラも通っている構造物なので、その点検の効率化は広くお役に立てると期待している」と説明している。

メタル撤去技術

 NTTでは、2035年のメタルサービス終了に伴う、メタルケーブルの撤去作業が控えている。このアクセス領域における大規模な取り組みに対し、AS研では撤去を安全かつ効率的に実施できるよう研究を進めている。
 小松所長は「架空に張り巡らされているメタルケーブルを撤去する際、昇柱せず地上から安全に撤去作業ができる専門の工具を試作している。また、メタルケーブルの撤去の際に電柱などの設備に与える張力の変化、不平衡荷重や衝撃荷重を、センサや画像データを用いて事前に把握することで、安全に作業を進める方法を研究しており、実施可否の判定や設備影響の推定を実現する技術に取り組んでいる。こうした安全性の確保は効率化にも繋がるので、撤去作業のコストを30%削減することもめざしている」と説明している。

メタルケーブル撤去作業の安全性向上を実現する技術。

以下、後日更新

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