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ロシアの認証機関NAMI/PolinomがアンリツのERA-GLONASS試験ソリューションを採用

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コネクテッドカーの通信品質確立に貢献

 アンリツは6月17日、ロシアのMinistry of Trade and IndustryおよびRosStandart(GOSTS)が管轄する認証機関NAMI/Polinomにおいて、ERA-GLONASS試験ソリューションが採用されたと発表した。
 ERA-GLONASSは、無線通信ネットワークを用いて自動車事故発生時に迅速な援助を実現するシステム。ロシアでは2017年1月以降に販売されるすべての新車へERA-GLONASS対応通信機器の搭載が義務化される予定になっている。

シグナリングテスタMD8475A

シグナリングテスタMD8475A

 ERA-GLONASS対応通信機器の評価では、ロシア政府の定めるERA-GLONASS規格GOST R 55530-2013に準拠した試験を所定の認証機関で行う必要があり、認証機関では試験ソリューションを必要としている。
 アンリツは従来から基地局シミュレータとして提供しているシグナリングテスタMD8475Aと専用ソフトウェアMX703330E-031 MSD ERA GLONASSオプションを組み合わせたERA-GLONASS試験ソリューションを展開しており、国内外の多くのユーザに導入されている。
さらに今回、ロシアの認証機関であるNAMI/PolinomでもERA-GLONASS試験プラットフォームとして採用された。
 アンリツは「引き続きMD8475Aによりコネクテッドカーの試験ソリューションの拡張に注力し、人命が第一優先であるコネクテッドカー分野において、絶対的な通信サービスの確立を保証するためのソリューションを提供することで、安心、安全な社会の発展に貢献する」としている。

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