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MT8870AでLTE-V2Xデバイスの評価を完全自動かつ業界最高水準の速度で実現【アンリツ】

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LTE-V2Xデバイスの量産時の生産性向上に貢献

MT8870A

 アンリツは1月30日、ユニバーサルワイヤレステストセット MT8870Aのソフトウェアを拡充し、3GPPで定義されるLTE-V2X(PC5)デバイスのRF測定規格に対応すると発表した。

対象市場:オートモーティブチップセットベンダ、モジュールベンダ
用途:V2X対応機器・デバイスの物理層(RF)試験

 MT8870Aは、各種無線通信機器、モジュールの量産用測定器。5Gを含むセルラー、IEEE 802.11axと802.11pを含むWLAN、Bluetooth、GNSSなど、各種無線通信方式に対応したマルチスタンダードの測定器であり、試験ニーズに合わせて柔軟に構成できる。
 ソフトウェアオプション「LTE-V2X送信測定 MX887068A」および「LTE-V2X波形ファイル MV887068A」をMT8870Aにインストールすることにより、ノンシグナリングベースのLTE-V2X送受信試験が、完全自動かつ業界最高水準の速度で行える。すでにMT8870Aを使用されているユーザは、ソフトウェアの追加のみで機能拡張を実現でき、設備投資を抑制できる。
 アンリツは「MT8870AでV2Xデバイス、チップセットの生産性向上に寄与するソリューションの開発を進め、5G Sub-6 GHz、DSRC(WLAN 11p)、GNSSを含めたV2Xサービスの円滑な開始に貢献する」としている。

開発の背景

 セルラーV2X技術を用いたフィールドテストは2017年から開始され、2019年11月には、中国自動車技術会による相互安全性確認試験が実施された。
 これにともない、従来のセルラー、WLAN、Bluetooth、DSRC(WLAN 11p)に加え、LTE-V2Xも実装したオートモーティブ用デバイスの商用化に向けた準備が始まっており、今後量産用測定器のニーズが高まることが見込まれている。
 この用途で使用される測定器には各無線通信方式への対応、生産性向上が求められているが、従来の測定器で上記デバイスを試験する場合には複数の測定器が必要だった。
 そこでアンリツは、ユニバーサルワイヤレステストセット MT8870Aで、3GPP LTE-V2Xに対応することを発表したという。

製品概要

 ユニバーサルワイヤレステストセット MT8870Aは、各種無線通信機器、モジュールの量産用測定器。
 上限6 GHzのシームレスな周波数バンドと160 MHz帯域幅を有し、本体シャーシに4つの高性能テストユニットを搭載できる。
 それぞれのユニットで完全に独立した並列測定を実現しており、最大4台の無線通信機器、モジュールを同時かつ業界最高水準の速度で評価できる。
 また、次世代のモバイルデバイスでは4G、5G、IEEE 802.11ax、Bluetooth 5の実装が一般的になるが、MT8870Aは1台でこれらの無線通信方式を連続して試験することが可能であり、コストを削減できる。

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