FOEセミナー企画委員インタビュー:和田 悟氏【フジクラ】FOE-8
INTERVIEW 有料(期間限定無料公開中)
■講演タイトル
【FOE-8】
AIデータセンタ構築に向けたLLM/GPUと光回線の最新技術動向
■コースリーダー
フジクラ
光ケーブルシステム事業部
副事業部長
和田 悟
■講演者
NTTドコモビジネス
プラットフォームサービス本部 クラウド&ネットワークサービス部 第二サービス部門
部門長
松林 修

フジクラ
光ケーブルシステム事業部
副事業部長
和田 悟氏
生成AIの爆発的な需要拡大に伴い、その情報処理基盤であるデータセンタへの注目も高まっている。本講演では、Large Language Model(LLM)やGPU等、生成AI実現やAIデータセンタに求められる技術動向やトレンドについて紹介される。
NTTドコモビジネスは、ネットワーク・クラウド・AI基盤を統合的に提供している実運用事業者なので、本講演は実際に現場で動かす側の視点を把握する良い機会となるだろう。また、光回線という点では、分散型データセンタの設計や、LLM・GPUにおける光電融合や高密度接続に関してどのようなビジョンを描いているのかも興味深い。
登壇する松林氏は、1993年4月より日本電信電話(現:NTT)に入社。黎明期のインターネットサービス(OCN)やIX(Internet eXchange)を立ち上げ。各種ネットワークサービスに関するSOプロビジョニングの自動化/受付センター運営等に従事。クラウド時代に向けたFIC(Flexible InterConnect)サービス等を展開。現在、国内と香港のデータセンタ及びIOWN APN等の専用線サービスの責任者。
コースリーダーを務める和田氏は「松林氏からは、データセンタを運用する立場から、エンドユーザにとって使いやすい環境という視点で実践的かつ先端的な全体像をお話しいただく。特にAIデータセンタの運用では、冷却技術、エネルギーマネジメント、カーボンニュートラルがポイントになる。また、LLMの実行には大量のGPUクラスタが必要となることから、高速光インターコネクト技術も重要となるので、GPUに関する動向もお話しいただく予定だ。IOWN APNにも携わっている方なので、幅広い見識から今回のテーマを語っていただけるだろう」と話している。
FOEセミナー企画委員インタビュー目次
■7月30日(水)の講演
【FOE-1】AIクラスター向け光インターコネクト:2025年、そしてその先へ
企画委員:小熊 健史氏【日本電気】
【FOE-2】空孔コアファイバ(Hollow-Core Fiber)の次世代光通信応用
企画委員:黒部 立郎氏【古河電気工業】
■7月31日(木)の講演
【FOE-3】先進アドバンスト・パッケージング、チップレット、フォトニクスおよび電気ダイの統合に関するケーススタディ
企画委員:才田 隆志氏【NTT】
【FOE-4】光電融合時代の光通信を支える超広帯域光増幅技術
企画委員:玉置 忍氏【住友電気工業】
【FOE-5】Space Compassが目指すマルチオービット構想と宇宙光通信技術の最新動向
企画委員:鈴木 巨生氏【三菱電機】
【FOE-6】224GbpsのSERDESとI/O、PAM4と448Gbpsへの道
企画委員:山中 正樹氏【キーサイト・テクノロジー】
【FOE-7】IOWN におけるAll Photonics Network の最新研究開発動向
企画委員:柳 秀一氏【NTT アドバンステクノロジ】
■8月1日(金)の講演
【FOE-8】AIデータセンタ構築に向けたLLM/GPUと光回線の最新技術動向
企画委員:和田 悟氏【フジクラ】
【FOE-9】異種材料集積技術の最新動向
企画委員:黒部 立郎氏【古河電気工業】
【FOE-10】AI時代を支える光トランシーバの最新動向
企画委員:布施 由起治氏【古河ファイテルオプティカルコンポーネンツ】
【FOE-11】既設通信光ファイバを用いた光ファイバセンシング基盤の実現に向けて
企画委員:森 浩氏【アンリツ】