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通信・放送Week2017 出展製品Preview【原田産業】

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アクセス、コア・メトロ、データセンタを網羅する測定器ラインナップ

 EXFO社製品では各種フィールドテスタやラックマウント式の新製品を展示。また、LANで実績を伸ばしているSofting社製品が紹介される。

小型軽量な新型100Gフィールドテスタ

 10Mから100Gまで対応するモジュール「FTB-890」は、小型軽量なフィールドテスタ「FTB-1v2」プラットフォーム用の製品。SONET/SDH、OTN、イーサネット、Fibre Channel、CPRI 等のマルチサービスに対応。最新のインターフェースであるCFP4、QSFP+、QSFP28もサポートしている。

「FTB-890」

100G×4も可能なラックマウント式測定器

 新製品の「LTB-8」はラックマウント式のプラットフォーム。原田産業は「将来の400Gも視野に入れた製品で、現状は100G×4枚というイメージになる」と話す。
 モジュールは8枚まで実装が可能で、用途に合わせて様々なモジュールを組み合わせることができる(パワーメータ / パワーメータヘッド/可変光アッテネータ/光スイッチ/MEMS光スイッチ/光カプラ / スプリッタモジュール等)。

小型軽量なタブレット型OTDR

 EXFOの「MAX-720C」はタブレット型のOTDRで、166mm×200mm×68mm(高さ×幅×奥行)の小型化と1.5㎏の軽量化を実現した製品。起動時間も早く、FTTHをはじめアクセス系の現場で手軽に光パルス試験ができる。12時間バッテリ稼働。
 曲げロス、コネクタロス、融着ロス、スプリッタなど障害点をアイコン表示する「iOLM」機能を搭載しており、異常は一目で判る。このアイコン表示が非常に正確で扱いやすく、ユーザから高い評価を得ている。

「 MAX-720C」

メタルと光に1台で対応できるLANケーブルテスタ 「ワイヤーエキスパート」

 データセンタやエンタープライズ向けにはSofting社のLANケーブルテスタを展示。
 「ワイヤーエキスパートWX-4500」は、LANケーブルの認証試験を現場で簡単に行える、タッチパネル式のLANケーブルテスタ。テストアダプタを替えるだけでメタル、光の両方に1台で対応できる便利な製品だ。MPO(1~12心)の測定ができるピン(オス型)付きテストアダプタにより、一方を光源、もう一方をパワーメータとして使い、12心の結線状況やロス状況を見ることができる。試験時間は5秒と短い。業界でもいち早くCat8に対応した製品だ。
 「ワイヤーエキスパート WX-500はCat6Aまでのケーブル認証測定が可能なモデルで、アップグレードすることによりシングルモードファイバ・マルチモードファイバ、Cat6Aまでのパッチコードまでの測定に対応できる。原田産業は「日本でも実績が増えており、2016年も前年比で売上が伸びている」と話す。

「ワイヤーエキスパートWX-4500」

目次

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